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ペルソナ5 どのようにしてP5のユーザーインターフェースは生まれたのか【ファミ通】










10月28日に九州産業大学にて行われた、コンピューターエンターテインメント開発者向けのカンファレンス“CEDEC+KYUSHU 2017”にて、『P3D』『P5D』のプロデューサーを担当している和田和久氏と、アトラス初のUI(ユーザーインターフェース)専属デザイナーであり、『ペルソナ5』ではアートディレクターとUIデザインリーダーを兼任した須藤正喜氏が登壇しました。

そのレポートがファミ通.comに掲載されましたので、一部抜粋してご紹介します。

ファミ通.com
https://www.famitsu.com/news/201711/13145540.html

『ペルソナ5』のカッコよすぎるUIの制作工程を紹介! アトラスの危機から生まれ、やがて特徴となったUIができるまで【CEDEC+KYUSHU 2017】




独特UI誕生の背景にあったのは、アトラスの危機感


この独自のUIは、どのように生まれたのか。和田氏は、シリーズのターニングポイントとなった『ペルソナ3』の存在が大きかったと語る。

 当時は、「アトラスのゲームはおもしろいけど売れない」という状況で、コンシューマ開発部が危機に陥っていた、と和田氏。その状況を打破するため、開発費が限られているなかでも『ペルソナ3』は成功する必要があり、いままでやってこなかった、マーケティングを見据えての開発となった。

 そして導き出された方針のひとつが、UIの徹底強化。“縁の下の力持ち”だったUIを、“主張の強い主人公”に変える――それが、ピンチに陥ったアトラスが必然的に選んだ手法だったのだ。

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作品のイメージを担うデザインと情報伝達の役目を両立するために


 『ペルソナ』シリーズのUIは、作品をリードするグラフィックデザインを構築する役目と、情報伝達というUI本来の役目を両立し、“(タイトルを)価値あるゲームとしてパッケージングする”という重要なミッションを担っている、と須藤氏。そんなUIを作るうえで重要なのは、まず“色”。人間の印象に強く残るものは色であり、それゆえ、まずメインカラーを決める。そのメインカラーが決まる段階で、タイトルロゴもできており、キーフォントも決まっているのだそうだ。

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つぎに決めるのは、サブカラー。『ペルソナ3』では、ゲーム内で重要な存在である“月齢”の黄色をサブカラーとして使い、重要な情報がわかりやすいようにした。『ペルソナ4』では多色ストライプ(物語のカギを握る“テレビ”からイメージしたもの)と、その派手さに負けない色である黒が使われている。 ただ、『ペルソナ5』では、とにかく情熱的な赤を目立たせるため、極力サブカラーは入れないことにしたという。

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『ペルソナ5』のコンセプトは“ポップパンク”。ポップは“大衆志向”、パンクは“反体制”を示すものだ。

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 情報認識、視線誘導を阻害せずに、ダイナミックで動的なデザインを実現するため、須藤氏が利用したもののひとつが“視線の性質”だ。人は、線を追って視線を動かす性質がある。そこで、メニュー画面を開いたとき、中央に白いラインを引いて、視線誘導の役割を与えた。

 また、下の階層に移動するときは、レイアウトやアングルを変えて、階層認識のしやすさを意識。また、重要な情報がわかりやすいよう、流動的に明度が変わるように調整。優先度の高い情報のスペースは明度が高くなり、そうでない情報のスペースは明度が低くなる仕組みになっている。

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 紙ベースで仕様書を用意して(その数、1000枚以上だとか)データを実装してもらうのは、古いやりかたかもしれない……と須藤氏。だが、デザイナーだけでUIの挙動を決めてしまうと、その人ひとりがいいと思っているものにしかならない。プログラマーの手を経て、プログラマーのアイデアが入る余地を残すことが、UIのクオリティーアップにつながるのだと語った。

 最後に、“直感的に、さりげなく誘導する”UIを今後も作っていきたい、と須藤氏は抱負を語る。その“さりげなく”の中に“遊び心”であったり“驚き”であったり……そういう意味も込めていき、UIをグラフィカルなエンターテインメントに押し上げていけたら……と述べ、セッションを締めくくった。


全文はコチラ
https://www.famitsu.com/news/201711/13145540.html

全文はこれの2倍位の量になりますので、お時間がある時にでもどうぞ。




色々と考えられた末に、あのようなデザインになったんですね。デザイン先行とも思われがちですが、むしろ機能美と言ったほうが近いのかもしれません。

こうなると、P6のカラーがすごく気になってきますね!




  何かが!湧き上がってきそうだ…!



キャンバスアート ペルソナ5 273mm×220mm

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コメント

2017年11月16日(木) 21:49
UIがショボいとやり続けるのが苦痛になる
各メーカーさんもUIにこだわってもらいたい
2017年11月16日(木) 22:28
ごちゃごちゃしてるのにスタイリッシュで今までプレイしたゲームの中で一番すげえと思うわ
2017年11月16日(木) 22:58
やる前は見づらそうって思ってたけど実際やると全然気にならなかったわ
2017年11月16日(木) 22:59
わかる
ごちゃごちゃしてるのにストレスだとか陳腐だとかそういうのにはならないんだよね
2017年11月17日(金) 00:01
5のUIが一番好き
2017年11月17日(金) 02:18
2Dイラストに移る前の一瞬の動き見たさに何度もメニュー切り替える
未だに飽きないのが凄いわ
徹底的に拘って頂いて感謝!
2017年11月17日(金) 06:35
初めてプレイしたときに何度もメニュー画面を開いて主人公のアニメーションを見ていたのは俺だけじゃないはず
2017年11月17日(金) 12:28
ゴチャゴチャしてるのに不思議と使いやすいなーとは思ってたけど、視線誘導とかいろいろ考えて作られてたからなんだな
2017年11月17日(金) 13:11
P3PのピンクやP5の赤なんて見辛いはずなのに全然そうならないとかよく練り込まれてる
2017年11月17日(金) 14:10
コアなデザイン、交渉だの合成だの弱点属性だの耐性だの…「なんだか難しそうな新規お断りRPG」ていうイメージがあったよね。
それらを打破する見事なコンセプトとセンスだったって事かな
2017年11月17日(金) 14:21
実際に操作してみたらわかるこの使いやすさ
2017年11月18日(土) 11:55
いやほんとにペルソナやってこなかった俺がP5に手を出したのも、ゲーム紹介画像のUIを見てといっても過言ではない
逆にゼノブレイド2なんかは期待の声高いんだけども、UIが微妙すぎて怖い

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