6/30に発売した『 ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト/ペルソナ5 ダンシング・スターナイト 公式ビジュアル資料集』から、和田Pやダンスモーションを担当したダンサーの方たちが参加した"スペシャル座談会"の一部をご紹介します。
P3D/P5D公式ビジュアル資料集
和田氏:P3D/P5Dプロデューサー
小林氏:サブディレクター(振り付けの監修やイベントの演出も担当)
城間氏:モルガナ/荒垣 真次郎
---城間さんのように長身の方が「モルガナ」役というのは意外に思えますが、配役の経緯をお教えいただけますか?
城間:僕も凄く意外でした。理由って聞いたことありましたっけ?
小林:実は僕も意外でした(笑)。『P4D』の収録をしていたころ、ツカサさんがクマの振付をマネしたことがあったんです。そのとき凄くキュートに動いていて、「ツカサさんって、こういう動きが得意なのか!」と思ったんですよ。そこで今回ダンサーのまとめ役でもある石岡くんとKAZOOに相談したとき、「いけると思います」と聞いて確証を得たので、お願いしました。
城間:初めて聞きました……。
和田:そうなんだ(笑)。城間さんは役者としても活躍されている方だけれど、演じてもらいたいからではなく、「本人にその気がなくても、にじみ出るパーソナリティがモルガナと一致する人」なのでお願いしたと聞いています。
---城間さんはモルガナをお願いされたときはどんな印象でしたか?
城間:ビックリしました。でも幸い僕はネコを4匹飼っているので……、まぁモルガナはネコじゃないですけど(笑)。それを活かして「カッコイイところはカッコつけて、可愛いところはトコトン可愛くしてやろう!」という気持ちで踊ったのですが……、苦労しました(笑)。
一同:(笑)。
---モルガナの場合は指の動きなども制限されてしまいますね。
城間:制限はされますが、キュートに見せたい場面では肉球が見えるように動くなど、できるだけ工夫しています。
---モルガナは楽曲によって親指があったり無かったりするところが細かいと思いました。
和田:そうですね。基本は無いのですが「ここは必要だ」と思ったタイミングには、マンガ的表現として、城間さんの動きに合わせて出してもらっています。
城間:こういうキャラクターを演じる機会ってあまりないんですよ。舞台などではもちろん生身で出ますし。でも「『ペルソナ』シリーズ」に関わっていろんなキャラクターを演じることで、「カメレオンのようなダンサーになりたい」、と思うようになりましたね。演じるからには「僕の色」を消して、そのキャラクターになり切ることを常に心がけています。
小林:にじみ出てるんだけどね(笑)。ツカサさんは仕草が本当にモルガナっぽいんですよ。
宮崎:ツカサさんって、荒垣を演じるときは渋い顔をするし、モルガナのときは凄くニコニコして可愛い顔をされていて、その変化の違いの印象が大きいです。でも収録時はツカサさんのヒザを見なければいけないから、踊っているときは表情をあまり見てないんですけど……。
和田:あー、キャラクターの身長差があるから目線が合わないのか。
城間:そうなんですよ! ダンサー同士で一緒に踊るときって、アイコンタクトでタイミングを合わせることが大事だったり、楽しかったりするんですけど、モルガナのときは目を合わせるどころか、僕はずっと天井を見て踊ってました。さらに相手は僕のヒザを見て踊っているので、常に視線が合わないんです。
小林:キャラクター同士の目線を合わせるために、ツカサさんのヒザにモルガナのぬいぐるみを固定して、そこを見て踊ろうか、なんて案も出てたよね。
和田:モルガナって、手足の比率が人間より短いじゃないですか。動いたときの移動量も変わりますけど、相手との距離とかも収録時に本人が合わせたんですか?
城間:合わせましたね。モルガナは歩幅が小さいので、凄い距離を移動しないといけなくて。
---では、荒垣はいかがでしたか?
城間:荒垣は……(絞り出すように)ツラかったです……。
一同:(笑)。
城間:本っ当に凄く悩みましたね。石岡さんやKAZOOさん、小林さんに「どうしたらいいですか?」と、何度も相談しました。またお芝居の要素もあるので、それをどうやって「ダンスで表現するか」というところも、みんなに相談しましたね。荒垣さんは(心から絞り出すように)ツラかったです……。
小林:プレッシャーもハンパないもんね。
和田:でも「Persona Show Case(※)」のトリで登場したところは最高でしたよ。
城間:死ぬかと思いましたよ、ホントに! 踊ったあと、舞台の後ろでぶっ倒れたもんね!
一同:(笑)。
城間:小林さんって、いつも「できないこと」はさせないんですよ。毎回「ギリギリできること」を注文されるので……。
---たしかに最高でした。だからこそモルガナとのギャップも面白いですね。
小林:普段はモルガナみたいにキュートな方なんです。でも不器用なのに中身は優しいところや、いい人感が伝わるとことかは、本当に荒垣にピッタリなんですよね。


ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト/ペルソナ5 ダンシング・スターナイト 公式ビジュアル資料集
和田氏:P3D/P5Dプロデューサー
小林氏:サブディレクター(振り付けの監修やイベントの演出も担当)
城間氏:モルガナ/荒垣 真次郎
---城間さんのように長身の方が「モルガナ」役というのは意外に思えますが、配役の経緯をお教えいただけますか?
城間:僕も凄く意外でした。理由って聞いたことありましたっけ?
小林:実は僕も意外でした(笑)。『P4D』の収録をしていたころ、ツカサさんがクマの振付をマネしたことがあったんです。そのとき凄くキュートに動いていて、「ツカサさんって、こういう動きが得意なのか!」と思ったんですよ。そこで今回ダンサーのまとめ役でもある石岡くんとKAZOOに相談したとき、「いけると思います」と聞いて確証を得たので、お願いしました。
城間:初めて聞きました……。
和田:そうなんだ(笑)。城間さんは役者としても活躍されている方だけれど、演じてもらいたいからではなく、「本人にその気がなくても、にじみ出るパーソナリティがモルガナと一致する人」なのでお願いしたと聞いています。
---城間さんはモルガナをお願いされたときはどんな印象でしたか?
城間:ビックリしました。でも幸い僕はネコを4匹飼っているので……、まぁモルガナはネコじゃないですけど(笑)。それを活かして「カッコイイところはカッコつけて、可愛いところはトコトン可愛くしてやろう!」という気持ちで踊ったのですが……、苦労しました(笑)。
一同:(笑)。
---モルガナの場合は指の動きなども制限されてしまいますね。
城間:制限はされますが、キュートに見せたい場面では肉球が見えるように動くなど、できるだけ工夫しています。
---モルガナは楽曲によって親指があったり無かったりするところが細かいと思いました。
和田:そうですね。基本は無いのですが「ここは必要だ」と思ったタイミングには、マンガ的表現として、城間さんの動きに合わせて出してもらっています。
城間:こういうキャラクターを演じる機会ってあまりないんですよ。舞台などではもちろん生身で出ますし。でも「『ペルソナ』シリーズ」に関わっていろんなキャラクターを演じることで、「カメレオンのようなダンサーになりたい」、と思うようになりましたね。演じるからには「僕の色」を消して、そのキャラクターになり切ることを常に心がけています。
小林:にじみ出てるんだけどね(笑)。ツカサさんは仕草が本当にモルガナっぽいんですよ。
宮崎:ツカサさんって、荒垣を演じるときは渋い顔をするし、モルガナのときは凄くニコニコして可愛い顔をされていて、その変化の違いの印象が大きいです。でも収録時はツカサさんのヒザを見なければいけないから、踊っているときは表情をあまり見てないんですけど……。
和田:あー、キャラクターの身長差があるから目線が合わないのか。
城間:そうなんですよ! ダンサー同士で一緒に踊るときって、アイコンタクトでタイミングを合わせることが大事だったり、楽しかったりするんですけど、モルガナのときは目を合わせるどころか、僕はずっと天井を見て踊ってました。さらに相手は僕のヒザを見て踊っているので、常に視線が合わないんです。
小林:キャラクター同士の目線を合わせるために、ツカサさんのヒザにモルガナのぬいぐるみを固定して、そこを見て踊ろうか、なんて案も出てたよね。
和田:モルガナって、手足の比率が人間より短いじゃないですか。動いたときの移動量も変わりますけど、相手との距離とかも収録時に本人が合わせたんですか?
城間:合わせましたね。モルガナは歩幅が小さいので、凄い距離を移動しないといけなくて。
---では、荒垣はいかがでしたか?
城間:荒垣は……(絞り出すように)ツラかったです……。
一同:(笑)。
城間:本っ当に凄く悩みましたね。石岡さんやKAZOOさん、小林さんに「どうしたらいいですか?」と、何度も相談しました。またお芝居の要素もあるので、それをどうやって「ダンスで表現するか」というところも、みんなに相談しましたね。荒垣さんは(心から絞り出すように)ツラかったです……。
小林:プレッシャーもハンパないもんね。
和田:でも「Persona Show Case(※)」のトリで登場したところは最高でしたよ。
城間:死ぬかと思いましたよ、ホントに! 踊ったあと、舞台の後ろでぶっ倒れたもんね!
一同:(笑)。
城間:小林さんって、いつも「できないこと」はさせないんですよ。毎回「ギリギリできること」を注文されるので……。
---たしかに最高でした。だからこそモルガナとのギャップも面白いですね。
小林:普段はモルガナみたいにキュートな方なんです。でも不器用なのに中身は優しいところや、いい人感が伝わるとことかは、本当に荒垣にピッタリなんですよね。
ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト/ペルソナ5 ダンシング・スターナイト 公式ビジュアル資料集
"史上最強の姉妹ゲンカ"では、荒垣真次郎のものすごいパワフルで気迫あふれるダンスをされていた方が、あの可愛らしいモルガナのダンスを担当されたと同じというのは驚きですよね!
この他にも座談会での多くの話題やメインキャラクター達の採用されなかった衣装、OPムービーの絵コンテなどレアな情報もあるので気になった方はぜひ。
キョンシー祐介、ちょっと見たかった!


やっとプレイできました!
— 城間ツカサ (@chibita4585) 2018年6月30日
皆さん楽しんでますか?#P3D #荒垣真次郎 #休日 pic.twitter.com/6VmVMJI1cU
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