公開 2018年08月10日(金) 17:00 8/9発売の月間ニュータイプ9月号にP5Aの記事が掲載されました。悠木碧さんが双葉について語るのは、ゲーム本編のときからも数少ない珍しいインタビューなのでご紹介します。 ニュータイプ 2018年9月号
アニメで際立つみんなの妹感
【悠木】やっと登場することができて、うれしかったです。双葉は、ネット世界では自分をつくることができますが、現実世界では自分を飾ることができない子です。ゲームでは、いい意味で「かわいく見られよう」と意識しないほうが、素の双葉自身のかわいさが際立つなと思って演じていました。アニメでは、天才ハッカーである双葉の思考スピードの速さ、頭の回転のよさが伝わるような演技を心がけています。
—アニメスタッフからは、どんなアドバイスがありましたか？
【悠木】
「思考スピードが落ちないように」です。双葉は、母親のことで号泣しても、次の瞬間にケロッとしているように、感情の起伏が激しくて。それは、感情を分けているのではなく、ひとつの事柄について考え終わったので、関心が次に写ったというだけ。だから双葉は1カットのなかにいろんな表情を詰め込めるようにしてほしいと言われましたね。
普通のキャラクターだったら、違和感のあるお芝居ですが、双葉の場合は正解だと思っています。あと、アニメになってより「妹感」が際立ちましたね。何かあったときには、最初に「大丈夫？」と声をかけてもらえるし、ひとりで何かできたときには、絶対に誰かがほめてくれるので、仲間にすごく大事にされています。ゲームでは「蓮の妹」という感覚はあっても、「みんなの妹」まではなかったと思うんです。みんなに妹のようにかわいがられている感じが、すごくうれしかったですね。
—悠木さんご自身は、双葉のどんなところが好きですか？
【悠木】人づきあいが苦手ですが、実はすごく人が好きなところが、いとおしいなと思います。本当は寂しがり屋で、構ってちゃんなんですよ。実は情にもろいところもかわいいですね。たぶん本人も、自分の思考スピードに心がついていっていないと思うんです。頭はものすごくいいけれど、気持ちは普通の女の子ですから。自分で怪盗団を呼んだくせに、いざとなると逃げ出そうとするのは、頭ではわかっているのに心が追いつかないという双葉の特徴が、よく出ているシーンだと思います。
—怪盗団の女性メンバーの魅力は、どんなところだと思いますか？
【悠木】杏は双葉のメンタルのことを見ていて、文句を言いつつも世話を焼いてくれる「イイやつ」です。難しいことはわからないけれど、「双葉がしんどいの、わかるよ」と共感・理解してくれる。体で生きている感じが、いいと思います。真は、杏と逆で、物理的に何とかしてくれる人ですね。メンタルについては、立ち入ることができるかわからないけれど、「双葉がしんどい現状を、物理的になんとかしてあげたい」という方向で、助けてくれる。真自身の、しっかり者の面とおくびょうな面のバランスが、かわいいなと思いますね。春は、一見穏やかそうに見えて、実は誰よりも頑固なところが、最高ですね！ 周囲が求める「理想の美少女」としての在りかたを割り切って受け入れているけれど、別の生き方もできるという強さもあって、そこがすごくかっこいいなと思います。
—怪盗団の女性陣のきずなが、強く感じられたシーンは？
【悠木】第18話の、みんなで水着を選ぶシーンです。恥ずかしい気持ちもあったけれど、きっとすごくうれしかったと思います。杏も真も、双葉自身のことをきちんと見てくれる。仲間として認めてくれていて、変にはれもの扱いしないでかわいがってくれるのが、双葉はうれしいんだろうなと思って、映像を見ていました。
—今後の展開で期待していることは何ですか？
【悠木】
春と双葉の絡みがいちいちおもしろいことです！ 小ネタもいっぱいあるので、画面の奥まで注視していただけると、うれしいですね。
—最後に読者へのメッセージを。
【悠木】
怪盗団が全員そろうまでのストーリーもありますし、全員そろってからの物語も続きます。アニメから追いかけているかたは、今後の展開にわくわくしていただきたいです。また、ゲームを楽しんでいるかたには、アニメならではのテンポ感を楽しんでいただければ。特に、竜司とモルガナのアドリブは必聴です（笑）！
双葉＆春の書きろしイラストや付録のP5Aクリアファイルが付いてくるので、気になる方はぜひご購入ください。
ニュータイプ 2018年9月号 これは早く双葉と春ちゃんの絡みが見たくなりますね！来月のニュータイプはP5Aが表紙で巻頭特集記事や、B2ピンナップもあるようです＾＾
今日は蓮とそーじろーのカイトークの日だ
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