P5A 石浜監督×足立プロデューサーインタビューから期待が膨らむ【Shin-Q】 | ペルソナ 情報局

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公開 2018年03月13日(火) 20:30 3/10発売の『アニメぴあShin-Q vol.3』に雨宮蓮役の福山潤さん、石浜真史監督×足立和紀プロデューサーのインタビュー記事が掲載されました。8ページにわたる特集で、福山さんのインタビューが3ページ、石浜監督×足立プロデューサーのインタビューが3ページの構成です。P5A放送が楽しみなるインタビューだったので、一部抜粋して紹介します。 アニメぴあShin-Q vol.3

スペシャルインタビュー 石浜真史監督×足立和紀プロデューサー

石浜真史

監督作『新世界より』、映画『ガラスの花と壊す世界』。また、『かみちゅ!』『Aチャンネル』『ヤマノススメセカンドシーズン』『進撃の巨人』『PSYCHO-PASS 2』などのOP絵コンテなどを担当し、スタイリッシュな映像に定評がある。

足立和紀

アニプレックス所属。プロディース作品『P3M』『P4GA』『P5Aデイブレーカーズ』などがある。この他『ReLIFE』『地獄少女 宵伽』などのプロディースも担当。

原作は、とてもボリュームのあるシナリオですが、TVシリーズとして構成するのは相当苦労されたのでは?

石浜:

ストーリーの本筋はしっかりとあって、そこに付随するキャラクターのサブストーリーというふうに厳密に分かれているので、原作はシナリオの扱いが上手いんですよ。なので、アニメでも本筋はしっかりやろうと。後はキャラクターの魅力をどれだけ入れ込めるか、だと思っています。バランスは足立さんやシリーズ構成の猪爪さんが舵取りをしてくれるので、その内容をどのように描写するか、演出の方に集中していますね。

足立:

コープのシナリオもキャラクターをより魅力的に深掘りさせるためのエッセンスとして随所に盛り込みたいと思っています。本筋に関係ないけど原作ファン的には「これは外せないでしょ」という名シーンもたくさん入れてあります。

石浜:

僕は本読みの時は常々、ストーリーをビジュアル化した際に視聴者にはどう観えているのか考えています。ゲームをプレイしている時に受ける感覚と、アニメの映像から受ける感覚の差異をしっかりと感じて、その間を埋める作業しています。

主人公の「雨宮蓮」について

足立:

P4Aの主人公は鳴上悠という名前でしたが、原作の副島さんが描かれたビジュアルの段階から彼には”男らしさ”があったと思うんですよ。佇まいだったり、ファンから「番長」と呼ばれていたりとか(笑)。それと比べると雨宮蓮は少し繊細で艶っぽさが感じられるようなキャラクターなのかなと。そういうイメージを感じられるようになってくれればいいですね。最初は天然でちょっとボケたキャラクターにしようとしていたんですよ。でも、意外と歴代主人公の中では一番真面目というか、常識人な気がします。まぁ、過去の2人の主人公があまりにも破天荒でしたけど。

石浜:

シナリオ会議で今までの主人公のうように、もう少し不思議系というか個性を付けていったほうがいいかな、という流れにもなったんですけど、結果的にはそこま付けた感はないですね。

足立:

一般的な学生と怪盗という二面性が元々のテーマの幹に組み込まれているので、それ以上付与する必要が無かったんですよね。昼は普通におとなしい優等生然とした学生。夜は怪盗団のリーダーとして、率先して悪党と対峙していく。そういう二面性が主人公の魅力なのかなと思います。福山さんが気合が入ってて「抑えて、抑えて」という場面がありましたね(笑)。

石浜:

「気合入ってますね」って言ったら「だって僕、(昼間パート)あんまりしゃべれないじゃん」と(笑)。

モルガナについて

石浜:

マスコット的なキャラクターって、本来は便利に使われてしまいがちなんですが、モルガナはすごく人間的なリアルさがあるので、便利に使ってはいけないキャラクターなんですよ。あの見た目で、別物としてあ疲れずに蓮たちと一緒の目線で存在できるというのは奇跡だと思います。

注目のキャラクターは?

石浜:

やっぱ明智ですよ。怪盗団の対比としてもってこいのキャラクター。怪盗と探偵という図式の美しさは、演出していて本当にありがたいな感じています。

足立:

明智の魅力はアニメでもしっかりと描いていきたいですね。

今回、映像面でチャレンジしていることは?

石浜:

バトルシーンについては、ゲームの魅力をどれだけ再現できるかにかかっていると思うので、アニメならではのものというより、ゲームの気持ちよさをいかに表現できるかですね。「あの戦闘がアニメだとこうなるんだ!」「すげぇ!かっこいい!!」という映像を目指していますし、エフェクトチームも血眼でゲームを見て、再現しようと頑張っています。みんな「ペルソナ5」が大好きなので苦じゃないんですけど、見ていて気の毒になるぐらい、好きってこういうことなんだなって思います。ゲームをプレイしている人も未プレイの人も、両方の視聴者を想定した作りにできていると思います。しっかりと、ゲームの魅力が伝えられるものを、スタッフ全員ですごく考えながら作っていて、それが画面に出ていると思います。映像の世界に引き込まれるような、キャラクターに成り代わって自分もそこに行きたいと思える感覚を得られるような作品になるんじゃないかという気がしています。ぜひ楽しみにしていてください。全文をご覧になりたい方はご購入を

アニメぴあ Shin-Q vol.3 (ぴあMOOK)P5A描き下ろしポスター・PPQRコードつき 福山さんのインタビューも、先日ご紹介したPASH!のインタビューとは違った角度での「雨宮蓮」を演じるにあたっての思いや、他の共演者さんとの話など盛りだくさんです。ちなみに、福山さんのメインパーティは竜司・杏・祐介だそうです。こちらも、そのうちご紹介できたらと思います。石浜監督はオファーがきてから実際にP5をプレイし、原作ファンのこともしっかり考えているようなので、安心して楽しめそうですね!


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