公開 2017年05月23日(火) 17:30 コトブキヤハヤミミブログに「ARTFX J 主人公 怪盗ver.」の企画者さーやさんのインタビューが掲載されました コトブキヤハヤミミブログ
――どうして「ARTFX J 主人公 怪盗ver.」をフィギュア化しようと思ったのでしょうか?
『ペルソナ5』は待ちに待ったナンバリングタイトルだったので、もともと『ペルソナ』シリーズが好きだったこともあり、新作発表を知ってすぐにお話を聞きに伺いました。立体化するキャラクターについて…私の所属チームが男性キャラクターのフィギュアを多く制作している事もあり、迷わず「主人公」でしたね。この怪盗の衣装をかっこよく立体化したい!と思い企画を立てました。
でも、制服姿も個人的には好きなので…続きで出せたら嬉しいなと思っています!
――フィギュア化する際に、大変だった点はありますか?
こだわったので、沢山あります。(笑)まず、ゲームが発売する前にポーズを考えなくてはならなかったので…ポーズを考えるのに苦労しました。どうしても立ち絵ではなく動きのあるポーズにしたかったので、プロモーションムービーを何度も停止しながら繰り返し見て、イメージを膨らませながら試行錯誤しました。特に目の再現が難しく、何度も調整を繰り返しました。少し下がり気味だった目尻を上げて、形を変更した事が大きい変更点ですね。それによってキリッとした雰囲気が増したと思います。また、副島さんに監修していただいているので、ご監修時にご教示いただいた詳細設定やこだわりの部分を忠実に再現しています。例えば服の柄の形状も、最初は直線的だったのですがカーブを付けて修正しました。
また、仮面の形状についても秘話がありまして。非常に小さい部分なので表現省略のご相談も可能だったのですが…私が副島さんのこだわりに感動して、忠実に再現させていただきました。色味を決める際も、お洒落で加工の入ったイラストが多かった為、イラストのどこに色を合わせるか悩みました。最終的には立ちイラストを参考に、加工が無かったらこんな感じかなという色を彩色担当と相談して決めていきました。
――印象的な台座はどうやって作ったのでしょうか?
最初はシャンデリアのデザインにしていたのですが、監修時にゲーム全体のイメージに寄せたデザインに変更可能でしょうか…?というようなご相談をいただきました。仮面や銃、星、このカクカクした形で、世界観を感じられるデザインになったと思います。…制作の過程で台座のクリアパーツより下の部分を出したほうが格好良くて修正をしたり、黒で塗り分けがしたいと思いこだわった結果、パーツが増えて…実は台座だけで8パーツも使っているんです。
――迷った他のデザイン案はありますか?
(絵が上手な同期に)ラフ絵で色々描いてもらいながら試行錯誤した結果、着地時のポーズ案も候補に挙がったのですが…今回は作品にも合っていると思い、走り出す感じのポーズにしています。走り出すポーズの方がマントの靡きが表現できる、という理由も相まって今のポーズにしました!!
――特典について、紹介を頂けますでしょうか。
仮面付の顔も仮面なしの顔も魅力的で選べなかったので…仮面付の顔は、特典として製作しております!ちなみに予告状は両面印刷なのでそこも注目してください。サイズ的に文字は入っていませんが…。また、仮面と同様に予告状はサイズがとても小さい為、省略しなくてはいけない場所があったのですが、マークは絶対に入れたかったので開発担当と相談して入れる方向にしています。
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Amazonなどでも少し安く購入可能ですが、特典のパーツを考えたらコトブキヤで予約したほうが良さそうですね